2011年10月17日月曜日

好きな音楽④

アレンジ、バイオリンなど担当のめぐみです。


『好きな音楽』というテーマで書くことで、
自分の好きな音楽ってこういうのなんやなぁ、と
あらためて考えさせてもらいました。
いい案でしたね。書かしてもらってありがとうございます。


私にとって音楽は、食べ物みたいなもんです。
お腹が空くのとおんなじように音が欲しくなる。

食べたいものがその時々で違うように、聞きたい音楽もその時々で違うけど、
どんだけ食べても飽きない好物曲をいくつかご紹介します。



■ピアノと9台のチェロによる「狂気」 - 久石譲


ジブリ映画「紅の豚」の劇中曲の別アレンジです。
映画で使われたアレンジもいいけど、こっちのほうが好き。
統制のとれた乱れっていうんでしょうか。
弦と鍵盤だけでなんだこのスピード感は!
でも最後の方テンポ走っちゃうのは御愛嬌。

前半の軽やかで鋭いピアノと、重くも軽くもなるチェロが入れ替わるところとか、
1:54からのおどろおどろしさと、そのすぐ後のピッチカートの、忍び寄る感じ。
ああああああかっこいい。


■Mas Que Nada - Sergio Mendes featuring the Black Eyed Peas

Black Eyed Peasが好きで、いろいろ聴いてたらこの曲に出会いました。
ちなみにBlack Eyed Peasは他にもStingの"Englishman in New York"をカバーしたりしてます。
(曲名は"Union"で発表。)

いろんな大御所の名曲を本人を交えてリメイクって素敵。
さすが職人さんですね。


■Don't Stop The Music - Jamie Cullum

原曲はRihannaさんていう別のアーティストが出してるバリバリのHipHopな曲です。
ご存じない方は一度聴いてみてください。
このアレンジは、Michael Bubleさんていう別のアーティストが好きな繋がりで見つけました。
いやぁこんなに良くなっちゃうなんてね!びっくりだね!ですよ。
ちょいちょい出るブリティッシュ・アクセントがまたセクシーさに拍車をかけてます。
"Please don't stop the music."っていうフレーズを、
まとまりごとに違うアプローチで出してるのが素敵。


■Belleville Rendez-vous - アニメーション「Les Triplettes de Belleville」より

大学の時にこの歌が主題になってるアニメを友達が見つけきて、
2人して映画と音楽とにハマりました。
フランス語やから何言ってるか全くわからんけどかっこいい。


■ルパン3世 '78 - 東京スカパラダイスオーケストラ

中学のときラジオかなんかで初めてスカパラを聴いて、
なにこれかっこいい!!!と衝撃を受けたのを覚えてます。

この曲はこういうライブバージョンの方が楽しくてかつかっこいい。
(CD版は合いの手を入れてくれない。)
あと、このビデオやと切れてしまってますが、曲の入りで口笛がはいってて
それがまた洒落てていいんですよ。


■He lives in You (reprise)

ご存じディズニー「ライオン・キング」のミュージカルより。映画では使われていません。
(観てないけど、ライオン・キング2の映画には入ってるらしいです。)
これはCD版ですけど、公演の時は国や場所や日によってキャストが違うので
同じアレンジでもこの人が歌うとよりいい!ていうのとかがあります。
前はお気に入りのやつがアップされてたように思うんですけど、
見つけられませんでした…。

ちなみに、”reprise”ってついてない方のバージョンもありますけど
個人的にこっちの方が躍動感とか生命力に溢れているので好きです。


■Samson - Regina Spektor

ボーカルありきなんですけど、こういうシンプルなのも大好きです。
自分で「ピアノ弾いてみ」って言われたときに出てくる音楽はこういう系になります。

Reginaさんはこの曲の元ネタを聖書からとってきてるらしいです。
その元ネタ、個人的には結構残酷な話だったと思うんですが、
それをこんな切なく解釈できるんやなぁ、と関心したのを覚えてます。


■Out Of My League - TJ McCloud

澄んだ感じがとっても好きな一曲です。
無条件に優しい気持ちになれます。
この人の曲はあんまりガツンとくる曲じゃないけど
どれも可愛くて、大切に大切に音作りしてる感じがする。


■So Close - Jon Mclaughlin

ディズニー映画「魔法にかけられて」の劇中歌です。
昔、音楽の先生が「歌は出だしで決まる」って言ってはったけど、ほんとですね。
もう、歌い出し2拍で溶けてしまいそうです。歌詞も素敵。ほんま溶ける。

↑の映画、スト―リーは笑ってしまうくらいなんのひねりもないただのラブスト―リーやけど
作中の曲はどれもおちゃめでクオリティ高いと思います。


■Daughters - John Mayer

「現代の3大ギタリスト」に選ばれたこともあるメイヤーさんです。
ギターとボーカルだけで、こんなにも満たされる音楽を作れるなんて・・・憧れます。
そんでまた歌詞がいいんですよ。
#訳とか詳細はここに書くと長くなるんでぐぐってくださいすみません。


■My Flight For Heaven - Blake R Henson

大学の聖歌隊が歌ってるのを聴いて惚れました。
自分のお葬式で流してほしい曲です。
この、ハンソンさんが、ほんまもういっつもいい仕事してくれるんですよ。


とまあこんな感じですがいかがでしょうか。
「へぇこんな曲あるのね。なかなかいいじゃない。」と思ってもらえたら嬉しいです。

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